【おうち英語】こども多読初心者に!0歳から絵本サイトワードリーダーズのススメ
おうち英語において、多読を取り入れたい家庭でよく使われている、サイトワードリーダー(Sight Word Readers)という本を知っていますか?
Amazonより引用Scholastic スカラスティック Sight Word Readers 英語教材 25冊 ボックスセット ワークブック ・ CD付 (音声ペン対応版) 9781338644982
薄い8ページの簡単な英語絵本で、英語初心者にぴったりの多読導入本として人気の絵本です。
我が家では息子が1歳のときに購入しました。
3歳前に自力読みが始まってからはもちろん、それ以前もながく使えた良書です。
購入当時1歳だったこともあり、せっかく買った絵本が破られたら嫌だと思い、使いやすく工夫しました。
おうち英語では、使いやすく工夫することを、内職といいます!
こちらでは、サイトワードリーダーズの内職方法と我が家での使い方についてお伝えしたいと思います。
サイトワードリーダーズを購入してみたものの、使い方に悩んでいる方
私のように破られたくないから内職してみようかな?という方
多読導入したい、サイトワードリーダーズの購入に悩んでいる方
など、どなたかの参考になればうれしいです。
サイトワードリーダーズ(Sight Word Readers)が多読初心者におすすめな理由
サイトワードリーダーズのサイトワードとは、何のこと?
サイトワードとは、目で見てすぐ読める単語のことです。
『サイトワード』にはフォニックスに当てはまる単語も、当てはまらない単語もあります。
→合わせて読みたい!2歳から効率よくフォニックスを学べるおすすめ動画・玩具一覧
フォニックスを学ぶ前でも、見た瞬間スムーズに読めるサイトワードが増えると、読むことが楽になります。
本の右上に書いてある単語が、サイトワードです。
ページに渡り、繰り返しサイトワードが出てくるので、この本を聞いたり読んだりすることで、自然とサイトワードを覚えることができます。
アメリカの小学校でも読み書きの初期教材としても使われているそうですよ。
サイトワードリーダーズの実際の内容は?
サイトワードリーダーズは25冊セットとなっており、全部で50種類のサイトワードが出てきます。
14cmx14cmのコンパクトな絵本1冊につき2種類ずつサイトワードが紹介されており、
ターゲットとなるサイトワードは、各表紙の右上に表記されています。
サイトワードリーダーズに含まれる50種類のサイトワードは、こちらです。
I | See | ride | on | play | with | my | can | little | big |
look | for | me | too | run | said | a | funny | up | down |
that | pretty | like | to | they | go | help | at | find | the |
here | are | did | it | want | new | one | two | you | and |
what | in | this | is | have | three | we | get | will | fly |
使用されているサイトワードは、どれも最も基本となる単語で、短い文章のなかに繰り返しでてきます。
何度も目にしたり、読んだりするうちに、自然と覚えられるようになります。
また、ほかにもさまざまな動詞や名詞にもふれることができるため、どのように文章を組み立てればよいのか、英語の基本的な構文を学ぶことができるでしょう。
実際のページを開くと、1ページ1行の短い英文があります。
英文にあう絵も一緒に載っているので、文字と絵を同時に見ることができ、効率的な英語学習ができます。
英文自体もとても簡単なので、親が読んであげるときも、とても読みやすいです。
CDセットや音声ペンセットもあるので、英語が苦手な親でも、楽に聞かせることができます。
私は、当時CDセットを2500円で購入しました。
現在は円安のため、少し高くなっているかもしれませんが、それでも25冊も入って数千円ですので、高額になりやすい多読教材の中では手が出しやすい価格帯だと思います。
サイトワードリーダーズの内職
サイトワードリーダーズを内職した理由
私は、息子が1歳の頃にサイトワードリーダーズを購入しました。
ちょうど、すべてのものを破りたい、舐めたい、噛みたい時期でした。
せっかく買った本を破られたら困る!と思い、
ちょうど第二子妊娠中、切迫早産で休職となり、時間だけはあったので、
せっせと内職することにしました。
当時は安静具合がわからなくて、切迫早産を甘く考えてたんだよ…
切迫早産や手術して大変だった話は、いつか書きますね。
サイトワードリーダーズを使いやすく工夫してみた
実際に、どのような内職をしたのか紹介します。
これが実際の内職後の写真です。
すべての冊子を裁断、ラミネート、そしてgtalkペンで使えるようにしました。
ラミネートしたことで、舐められようが、雑に扱われようが問題ない状態になり、とても使いやすくなりました。
ラミネート用紙は、大量に使ったけどね…
そのかいあって、寝室やリビングで大活躍。
ラミネート用紙が中途半端なサイズだったこともあり、ラミネートした後のサイズを整えるのが一番大変でした。
また、ラミネートカット後は、付属CDを使って、当時流行っていたGtalkペンという音声ペンで、タッチすると音が出る状態にしました。
当時は知らなかったのですが、現在はGtalk用のシールつきの本が販売されているようなので、この作業は必要ありませんね!
Sight Word Readers (CD対応ドットシール付き)+G-Talk-New セット [並行輸入品]
Amazonより引用
昔あったなら、買ってたのに!!!
この内職、1日がかりの大仕事で、正直もう二度としたくありません(笑)
ですが、そのかいあって、
この本だけのおかげではないと思いますが、息子は3歳前には短い簡単な文なら読めるようになりました。
→あわせてよみたい!多読を始める前にフォニックスのすすめ
サイトワードリーダーズの内職をおすすめするか
全くおすすめしません!笑
破れたらテープで固定しましょう。
読めたらいいんです。
破れてもテープで固定して使い倒すと、愛着が湧きます。
我が家のボロボロになった本たち
もうどうしようもなく読めなくなったら、潔くもう一度買いましょう。
それだけ読み込むなら、もう一度買っても元がとれますよね!
それでもやっぱり破られたくない、時間はたんまりある!という方にだけ、内職作業をおすすめします。
サイトワードリーダーズの実際の使い方レビュー
サイトワードリーダーズの実際の使い方
続いて、我が家が実際どのようにサイトワードリーダーズを使用してきたかを紹介します。
- CDをかけ流す
- 読み聞かせる(親、CD、音声ペン)
- 質問する
- 自力読みする
至って普通の使い方です。
自力で読めないうちは、読み聞かせる。
サイトワードリーダーズで使われている単語は難しくないし、短いので読む側としても負担なく読めます。
gtalkペンでタッチして音声を聞くことも出来るのですが、読んだほうが早いのもあって、我が家はあまり使っていません。
ただ、親の音読だと、こどもが間違った発音で覚えてしまわないか心配になりますよね?
そのために、活用するのがCD掛け流しです。
毎回ではなく、たまーに掛け流しあげることで、こどもが自力で発音を矯正してくれますよ。
最終的には途中で、子供から訂正が入るようになったよね(笑)
読み聞かせにある程度慣れたあとは、what color?やwhat is he doing?といった
簡単な質問をすることもおすすめです。
少しずつ聞き慣れて覚えてくると、書かれている文を使って、きっと得意気に答えてくれるようになるので、その時はたくさん褒めてあげるのがいいですよ〜
褒めると、もっともっと!ってなるから、子どもも成長しやすいよね。
サイトワードリーダーズを小さい頃からたくさん活用しよう
幼少期から長く使えるサイトワードリーダーズ、いかがでしたか?
普通の読み物としては、とっても面白い絵本!というわけではありませんが、
日本語の絵本でも、2歳くらいまでの絵本は比較的短文でストーリ性のないものが多い時期なので、問題なく取り入れられるのではないでしょうか?
さすが本場アメリカでもベストセラーなだけあって、絵も味のあるレトロな作風で飽きもこず、絵自体も作りこんであるのもよいところです。
おうち英語で、フォニックスに取り組む前からはじめておくと、スムーズな読み習得につながりますよ。
ぜひ、サイトワードリーダーズ、お子さんの多読入門書として取り入れてみてください。